愛媛県伊予中山の「ホタルまつり」

 

県庁所在地である松山市内の方でさえ認知度が低い催し物です。自然環境を守るために昭和61年に「伊予中山ホタル保存会」が結成され、ホタルが住める自然の保持に努めてます。ホタルの命は儚く成虫になって1~2週間で命が絶たれます。つまり伊予中山でホタルが飛び交っているのも短期間だけということになります。期間限定でしか幻想的な風景を拝めることができないのです。期間は5月下旬から6月の中旬まで楽しむことができます。

毎年私は訪れているのですがまるでジブリの「ホタル墓」のワンシーンを見ているかのような神秘的な光景を見ることができます。一匹や二匹程度なら水の綺麗な所で松山市内でも見ることができるかもしれません。でも何十匹ものホタルが飛び交う場所なんて日本全国探しても数はとても少ないのではないでしょうか?写真に残そうと私も何度か挑戦してみましたが夜の暗闇の中でホタルの光を撮ることは、スマートフォンで星空を撮るのが難しいようにとても映りずらいのです。高価な一眼レフで光を取り込む量を調整しやすいのに特化した物なら撮れるかもしれません。「伊予市観光ナビ」のイベント情報のページでホタルまつりを開くとホタルが飛び交う写真もあげられていますがやはり肉眼で見なければ良さは伝わりずらいかなと思います。

 

行き方

松山市内から行く方は国道56号線から長浜(双海)へ行く道に進んでください。双海シーサイドパークへ行く途中に交番のある交差点を左折してとにかくまっすぐ進んでください。小さい橋を渡ると右手に山のほとりに小川があります。そこで何十匹のホタルが飛び交っています。交通機関はバスも便数が少ない土地だと思いますので車で行かれることをおすすめします。

 

ホタルまつり(※ホームページから平成28年度分を抜粋しております)

平成28年度6月11日(土)午後5時~午後8時30分

場所は、中山町東町(旧中山高等学校グラウンド)

 

毎年数千人が集まるホタルまつり、さまざまな催し物が行われます。郷土芸能や音楽ショーや夜市などの露店も出店するそうです。上記の情報はホームページから現在時点(平成29年1月12日)での情報なのでまだ今年の開催日は掲載されていません。気になる方は随時チェックしてみてくださいね。

ちなみにこのイベントに関する口コミを見てみますと地域の活性化のためにイベントを公になるように話題性のある食べ物を出したりアクセスを電車の時刻表を増やしたりなどして良くしたりメディアに取り上げてもらうためにもっと積極的に露出するべきだと出身者さんの意見もありました。個人的にはほどよい来場者数の方が人混みでごちゃごちゃすることもありませんしゆっくり楽しめることもできると思います。なによりメディアで変に宣伝するよりも口コミで徐々に増えたほうが長い目でみればミーハーの人ではなくて本当に興味を持って惹かれた人が訪れて集客を定着化させるのではないかと思います。

 

まとめ

車から降りてライトを消せばあたりは街灯もなく無音の状態です。民家も少ない場所なので本当に静かな場所でホタルが何十匹も飛び交う光景は本当に神秘的で心が洗われるような感覚になります。あまり知名度がないけれども知っている人は知っている場所なのですが人混みでごちゃごちゃしているわけでもなくカップルが数組いる程度です。あとは三脚を使って本格的な撮影を試みている人くらいです。イルミネーションのような人工的な輝きも見れば本当に綺麗でまた見たくもなりますが、期間限定の自然のイルミネーションは儚さもあり考え深いものもありますし何よりどこでも見れない田舎の初夏の夏限定っていうのが高ポイントですよね。経済が発展してより人にとって便利なものが増え、昔みたいな風情のある夏祭りやホタルなどの風物詩も見る機会が減っているのが現状です。この風景は今の若い人達にとってはネットで画像を検索して知ることの方が機会として多いのではないかと思います。個人的には公にメディアに情報を流されちゃうと人混みができて静かに見れなくなってしまうので興味がある方はあまり人に広めずこっそり行って欲しいなあと思います。写真には残せないけれども記憶に残しに今年の夏見に行かれてみてはいかがですか?